福祉・医療のプロとして、機密情報の取り扱いは重要となります。
この記事では、守秘義務がある情報やその取り扱いについて解説をしていきます。
■ 守秘義務のある情報例
悪気はなくとも、機密情報の取り扱いを誤ってしまうことがあります。
ここからは、事例を見ながら対応に誤りがないか確認してみましょう。
【事例1】
カイテクの勤務で利用者様との会話が弾んだ。
利用者様は「施設入所前に行っていた病院の名前や疾患名、その病院の先生が優しくて気に入った」と話してくれた。
後日、よい病院を探していた友達に話してくれた利用者の名前や疾患名や病院の名前、そのときにかかっていた主治医を教えた。
【事例2】
カイテクの勤務中に嫌な職員さんがいた。
もう会うことはないから、他の事業所で勤務した際などにその職員さんの名前を出しながら愚痴をこぼした。
【事例3】
勤務中に使ったメモ帳は利用者様の名前が記載されているけれど、カルテ等の情報ではないから良いと思いコンビニのゴミ箱に捨てた。
上記は全て不適切な情報の取り扱い例になります。
情報の守秘義務があることは理解していても、ふとした瞬間に情報漏洩につながってしまうことがあります。
それでは、どのような情報管理が適切なのでしょうか。
次の章で解説していきます。
■ プロとしての情報管理
守るべき情報とは、次のような情報です。
情報 | 具体例 |
法人・事業所様の企業秘密 | 法人・事業所様が漏洩を避けて管理している情報 (仕入れ先リスト、営業秘密など) |
ご利用者様の情報 | 名前、家族、疾患、性格、出身地など全てにおいて |
カルテの情報 | 出来事、疾患、投薬した薬の名前など |
職員様の情報 | 名前、性格、出身地、勤務先、役職など |
上記の情報管理として適切な対応は、次のとおりです。
このような対応ができると、事業所様や利用者様からの信頼度も上がっていきます。
- カルテや日報、勤務表など個人情報が記載された書類は許可なく閲覧しない、また紛失などしないよう十分注意する
- 事業所様やご利用者様や職員様の情報は、どのような軽度なものであっても口外しない
情報は適切なケア・処置・対応につなげる大切なものですが、一方で取り扱いを間違えてしまえば不要なトラブルを招いてしまう可能性があります。
情報の取り扱いには十分に注意し、快適に勤務ができるようにしていきましょう。