メインコンテンツへスキップ
ワーカー様 ヘルプページ
ヘルプページ

アンガーマネジメントのすすめ


緊張感の多い介護や医療の現場では、感情の起伏が大きくなりがちでうまく感情のコントロールができず、ワーカー様ご自身が辛くなってしまったり、イライラが利用者様に伝わりお互いの不利益になってしまうこともあります。

今回は、介護・医療現場で感情をうまくコントロールするための方法、「アンガーマネジメント」を紹介していきます。

介護・医療現場でアンガーマネジメントが必要な理由


介護・医療現場で感情が抑えられず爆発してしまいそうになるシーンはどのようなものがあるでしょうか。

例えば、以下のようなシーンが考えられます。

  • ご利用者様に感情をぶつけられてしまったとき
  • スタッフ様との連携がうまくいかなかったとき
  • 忙しく心の余裕がないとき
  • 思い通りにいかないとき
  • 転倒の危険がある方がご自身で歩行されるなど、常に緊張した気持ちでいるとき

心に余裕がないときや、環境に慣れて人の目がなく気持ちが緩みがちなときほど、感情が表に出やすくなります。

そのまま接してしまえば、ご利用者様は萎縮してしまい、介助やサポートをお願いできなくなってしまうかもしれません。
また、悪気がなかったとしても「傷つけられた」と捉え、思わぬトラブルに発展してしまう可能性もあります。

そうならないように、怒りなどのマイナスな感情はご自身でコントロールできるようにしておけることが理想的です。

アンガーマネジメントとは、怒りという感情を通して自身や相手のことを深く理解し、その対処法となる姿勢や考え方のスキルを身に着け、負の感情に振り回されることなく自己解決できるようになるためのトレーニングとも言えます。

 

介護・医療現場で勤務中に使えるアンガーマネジメント方法

①「1…2…3…」と6秒までカウント・深呼吸してみる

怒りの感情に気づいたときには、冷静になることが一番です。
6秒のカウントや深呼吸は冷静になるためのステップとして実践できます。

また、気持ちを整えるうえで深呼吸はおすすめです。
外に出て違う空気を吸えると理想的ですが、勤務中で無理な場合はその場で深呼吸してみるのも良いでしょう。

 

② 怒りの感情を意識的に遠ざける

  • グーパーと手を握ったり開いたりする
  • 口角を上げる

口角を上げることやグーパーと手を握ったり開いたりする行為については、身体を使って感情のスイッチを変える方法になります。

例えば、気持ちが落ち込んでいるときでも、口角を上げて笑顔をつくると、脳に「幸せ指令」が伝わり、明るく前向きな気持ちになると言われています。

手をグーパーと握ったり開いたりする行為は、実践すると少し気持ちが落ち着きますので、ぜひお試しください。

 

③「〇〇すべき」という完璧主義に囚われていないか振り返ってみる

「私のことを馬鹿にしたに違いない」「この仕事は〇〇さんがやるべきだ」という凝り固まった思考でいると、怒りを感じやすくなります。
怒りの感情をコントロールするためには、ある程度の柔軟性が必要です。

また、相手の言動に怒りを感じた場合も、同様にご自身が「相手に悪気があった」と思い込んでいないか疑ってみるようにしましょう。
冷静に考えてみると、意外と相手には悪気がないことが多いです。

 

家でできるアンガーマネジメント方法

アンガーマネジメントは、時間があるときにゆっくり行うのも効果的です。
勤務中にご自身と向き合う時間を作るのは難しいので、お休みの日などを利用して気持ちの整理をしていきましょう。

整理ができるとそこからご自身の「思考の癖」を見つけやすくなります。
普段からイライラしやすいという方は、気持ちの整理をする習慣をつけて思考の癖を見直してみると良いかもしれません。

家でできるアンガーマネジメント方法の例は以下のとおりです。

① モヤモヤやイライラを箇条書きに書き出して眺めてみる

ご自身の感情と向き合う方法の一つとして、箇条書きをおすすめします。

思いついたまま感情を書き出し、じっくりと眺めてみることで、ご自身の心の中を客観視することができるようになります。

 

② 自分にかけてあげたい言葉や思いついた対処法を書き出す

書き出した自分の気持ちに対し、ご自身で「かけてほしい言葉」を考えてみましょう。

「本当はこういう風に言ってほしかったんだ」と気づけるようになり、そこから自分が何を望み、またどこに不足を感じていたのかが分析できるようになります。

【例】

  1. 「馬鹿にされて怒りが沸いた」の気持ちに「辛いね。馬鹿にされたくないよね」と自分で返事をする
  2. 本当は自分以外の人に認めてほしい(馬鹿にされたくない)気持ちに気づく
  3. 「認められていない」と思い込む癖があることに気づいたら、すぐに「馬鹿にされた」と結びつけてしまっていないかと疑ってみる

ご自身の根底にある気持ちに気づき、思考の癖がわかるようになると、対処法が見出せるかもしれません。整理しながらご自身の感情と他者の言動を切り分けて考えることで、冷静な対応ができるようになります。

 

アンガーマネジメントで気持ちの良いコミュニケーションをとろう!


アンガーマネジメントは、さまざまな実践方法があります。
最近ではアンガーマネジメント関連の動画や書籍なども多くございますので、興味がある方は、参考にしてみてもいいかもしれません。

また、体調が悪かったり、寝不足が続くことでも感情が乱れることがあります。
休日はリラックスできる時間を作り、疲れをとるなど自分自身をメンテナンスできる時間をつくることも大切です。

負の感情とうまく付き合い、いつでもフラットに接することができるようになれば、自然と事業所様やご利用者様の評価も上がります。

気持ちよくご勤務いただくためにも、ぜひアンガーマネジメントを実践してみてください!