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初めての施設でも安心!利用者様とあなたを守る『不適切なケア』と『虐待防止』の基本ルール

カイテクはスポットワークという性質上、慣れない環境や初対面の利用者様との関わりの中で、意図せず「不適切なケア」が生じてしまうリスクがあります。

ご利用者様や事業所様の尊厳や信用を傷つけないために注意が必要なのはもちろんですが、虐待・不適切対応は何かを意識して気を付けていくことはワーカー様ご自身の身を守るためにも大切なことです。

  • 自分を守るため: 知識不足からくる行動が、法的なトラブルや資格剥奪に繋がるのを防ぎます
  • 利用者様を守るため: 尊厳を傷つけないケアを徹底し、安全な生活を支えます

この記事では、双方を守るために知っておきたい虐待と不適切対応の具体例や適切な対応などを紹介していきます。

 

知っておきたい「5つの虐待」と具体例

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「叩く」などの直接的な暴力だけでなく、言葉や態度も含まれます。

  • 身体的虐待: 叩く、つねる、無理やり座らせる、車椅子から立ち上がれないようにベルトをする、部屋に閉じ込める
  • 介護・世話の放棄: オムツ交換を放置する、食事を与えない、コールを無視して放置する
  • 心理的虐待: 怒鳴る、バカにする、無視をする、他の利用者との差別をする
  • 性的虐待: 排泄介助等に乗じたわいせつな行為、裸を他の人に見える状態で放置する
  • 経済的虐待: 利用者様の預金や年金を勝手に使う、お小遣いを持ち去る

     

これは良い?グレーゾーンな対応事例

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虐待や不適切対応は完全な悪意によるものばかりではなく、ときとして意図しない状況でも他者からそう判断されてしまうこともあります。

そうならないためにも、日頃からご利用者様への対応は十分な配慮と注意を図るようにしましょう。

ここから、みなさんと一緒に具体的な状況に沿って適切な対応であったかを考えていきましょう。

以下の事例でいくつの虐待、または不適切な対応があるでしょうか。
 

ケース①

夜勤で職員一人きりのときに、複数の利用者様に対応しているなかで、何度もコールを鳴らす利用者様がいた。1、2回対応しても何度も鳴らすので他の利用者様の対応をするためにもコールの線を切った。
 

ケース②

入浴拒否が強い利用者様がいた。他の職員に「今日は絶対入れて」と言われたので、なんとか入ってもらわねばと思い、嫌がる利用者様の服を無言で脱がした。
 

ケース③

暴力的な利用者様がワーカーの体を掴んできた。言葉でやめてほしいと伝えても離さないので手の力をゆるめさせようと利用者様の腰あたりをつねった。
 

ケース④

困惑している利用者様が面白いので、わざと性的な質問などをして楽しくコミュニケーションをとった
 

いかがでしたか?

上記4つは全て虐待・不適切な対応に該当します。

 

では、上記の場合はどのような対応が適切であったのか、次で紹介していきます。

 

■適切な対応例

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①コールを頻回に鳴らす利用者様がいる一方で、複数人を一人で対応しなければならない場合


 

コールの線は切らない。利用者様に今要件を再度聞きすぐに対応できない場合は、その理由と何分後なら対応できるのかを具体的に伝える。


 

②入浴拒否が強い利用者様の対応



 

利用者様の拒否が強い場合は、一旦承諾する。そのうえで他職員様に相談し、それでも入浴していただきたい事情があれば、もう一度利用者様に促す。それでも拒否された場合は、職員様に交代していただくか協力いただくなど対応を相談する。


 

③暴力的な利用者様がワーカーの体を掴んできた。言葉でやめてほしいと伝えても離さない 言葉で伝えてもわかってもらえない場合は、他職員に助けを呼ぶ。他職員が近くにいない場合は会話でなだめているうちに隙をみて離れる。
④利用者様との会話を盛り上げたい 自分がどうしたら楽しいかではなく、利用者様がどのような話題なら会話を続けたくなるか考える。例えば、利用者様の過去の生活や仕事の話をさりげなく聞いてみて反応のよかった話題を広げるなど、工夫する。

このように少し視点や対応を変えるだけで、不適切な対応により双方が傷つくリスクを抑えることができます。


 

以下参考になる公的ガイドラインも是非ご確認ください。

カイテクの皆様の力は、今の介護・医療現場にとって大きな支えです。

「利用者様を一人の人間として尊重する」という基本を忘れず、安全で気持ちの良いケアを心がけましょう。